整骨・接骨院、鍼灸院、整体院はどんな時に利用するお店?

2023年07月25日 22:32
こしのいたみとおもだるさ 足のしびれをかんじなくなりました

整骨・接骨院、鍼灸院、整体院がありふれている昨今ですが、どんな時に利用するお店かご存知でない方はまだまだ大勢いらっしゃると思います。

本日はこれらがどのような時に利用するお店なのかについて説明していきます。

①整骨・接骨院
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉ばなれ)、これらのけがをした際に保険を使って利用できるお店です。

けがのプロ、柔道整復師の国家資格を有する者に限りその業務の範囲内でけがへの対処が行えます。

骨折、脱臼に対しては医師の同意が必要ですが負傷時に限り同意がなくても整復が行えます。

たとえけがであっても慢性症状には保険が使えません。

②鍼灸院
けが以外でお身体にお困りごとがあれば利用できるお店です。

鍼と灸のプロ、鍼師、灸師の国家資格を有した者に限りその業務の範囲内で施術が行えます。

医師の同意があれば保険を使った施術も行えます。
(保険の登録をしていないため当院では使えませんが…)

けがを除けば扱える疾患に資格上の制限はほとんどありません。(鍼と灸を置き換えるとあん摩・マッサージ・指圧師にも当てはまります。)

③整体院
けが以外でお身体にお困りごとがあれば利用できるお店です。

国家資格が無いため民間療法という括りになります。

医療(類似)の国家資格業務に抵触しない範囲での対処が行えます。

療術院とは?(余談)
基本的には整体院と同様ですが、医療(類似)の有資格者がその業務の範囲外で施術を行っている院というのが本来の意味となります。

言葉の使用に法的な制限がないため最近では無資格者のお店でも療術院と名乗っている所はあります。

大切なお身体に、それぞれのプロを適切に頼ってみて下さい。

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